トリビュート。英国を中心に発展していったポンプ・ロックの勢力は、まだ北欧へは侵略できずにいた84年に「トリビュート」はデビュー・アルバムであるこの”ニュー・ヴューズ”を発表している。そのファンタジックな作品の内容はジャケットに表されている様にキラメキがあり「ハッ」とするような新鮮な輝きがあった。一言で言うと、マイク・オールドフィールドやキャメル等の叙情派と呼べるタイプのグループである。しかし、曲調はライト感覚&乾いた感触があり、我々日本人が日頃抱いている北欧のイメージとは逆の暖かみが感じられるのは気のせいだろうか?どこか素朴で牧歌的なイメージもあり、女性コーラス等を巧みに曲にとけ込ませているし、ヴィブラホーンやザイロホーン、チューブラー・ベルズ、ティンパニなどの楽器は、オールドフィールド・ファンにはおなじみのものである。曲のスピードだけは幾分早めであり、オールドフィールドの曲を1.5倍早くした感じである。(ギターの音色にいたっては、そのまんまと言った所ではあるが・・・)このグループとしてのオリジナリティは少ないが、2nd以降は「ゴング」のピエール・モエルランと接近しており、一緒にアルバムを制作したりしている。まず1曲目の”ICEBREAKER”でこのグループの目指している所が判断出来よう、キーボードとパーカッシブなイントロに乗り女性コーラスが華やかな香りを付けている。87年に発表されたライブでも演奏されており、おもわず踊りだしてしまいそうである。現在はどの様な活動をしているか不明だが、80年代において、もっとも高得点を獲得していたグループである事は、卓越したメロディ・センスが物語っているので、もし、このアルバムを手にする事があれば他のアルバムもきっと入手せずにはいられないだろう!
1. Icebreaker
2. Too Much at One Time
3. New Morning
4. Climbing to the Top
5. Unknown Destination
6. New Views
2. Too Much at One Time
3. New Morning
4. Climbing to the Top
5. Unknown Destination
6. New Views
出版社/メーカー:Arc Music
価格:
ISBN/ASIN:B000001I8Y
Rating:ZERO

