ニール・モーズは、1990年代以降プログレ・シーンの重要な位置をキープし続けたグループSpock's Beardの中心人物。今回ご紹介のアルバムは、Spock's Beard 脱退後の2作目にあたるソロ・アルバムです。
1990年代以降プログレ・シーンは北欧の雄「フラワー・キングス」のルイネ・ストルトと、米国の最右翼「Spock's Beard」のニール・モーズがキーパーソンとして活躍していました。
その二人が中心になって発足させたのが「トランスアトランティック」というプロジェクト・グループで、Mike PortonoyそしてPete Trewavasがメンバーに含まれています。 Mike Portonoyは今回の「ONE」にも参加している。
アルバムはお得意のコンセプチュアルなものとなっていて、1曲目の"The Creation"から18分の大作で聴く者の心をグットと掴み・・・。ラスト曲の"Reunion"までの80分間がアッと言う間に過ぎ去る・・そんな至福のひと時を過ごすことができます。ソングライティング能力の高さはSpock's Beard時代から定評のあるモーズなだけに、どの曲もツボを押さえた作りで聴く側を飽きさせません。ときおり聴かせるキャッチーな部分もポイントとなり、90年台以降のネオ・プログレの真骨頂を堪能できることでありましょう。リズム隊は、ポートノイ(dr)とランディ・ジョージ(bass)が、テクニカルなパートやメロディアスなパートを巧みに弾き分けており、起伏の激しい曲もバッチGoo!
曲により、ストリングスやホーンも取り入れた演出も聴かせてくれるこだわりも二重丸でしょう。もっと高い評価を得ていただき、日本公演などいかがでしょうかぁぁ?



