RockだっPon!!

70〜80年代に活躍したロック・アーティストや、ロック・グループを中心に勝手に綴ります。
70〜80年代のテイストに通じる90年代以降も、含まれてきますかなぁぁ。
得意分野はプログレ、ジャズ・ロックとHR/HMあたりかなぁぁ。

Black Sabbath / Heaven & Hell [1980]

2006-05-30
36607.jpg Black Sabbathの暗黒面を一手に引き受けて、フロント・マンとして活躍してきたvocalのオジー・オズボーンがグループから離れてしまい、トニー・アイオミがその実力を買って起用したのが、レインボーでHR/HM界にその名を轟かせたロニー・ジェイムス・ディオであります。当初は、オジー・オズボーンのイメージに対抗できるか危惧されましたが・・そんなことはご心配無用でござりました。サバスに新しい息吹を吹き込むばかりでなく、liveでは旧来からの名曲もみごとに歌い切ったのであります。(そりで名live盤が誕生しますっ→Live Evil )
今回のテーマは、従来からの悪魔崇拝ばかりでなく「天国と地獄」がテーマとして扱われています。(アルバム・ジャケットの通り!)もちろん曲作りもてがけるロニー・ジェイムス・ディオを得て、ここに新たな名盤の登場となったのでありまんす。
まずは、アイオミのギター・リフを生かしたナンバー"Neon Knights"からアルバムはスタートし、ロニー・ジェイムス・ディオの参加が間違いでなかったと思うことでありましょう!そして、"Children of the Sea"の重く引きずる様なヘビィー・チューンが従来からのサバス・ファンを安堵させるのです。アルバム・タイトルの"Heaven and Hell"もヨロスイですっ。
ここにサバスのターニング・ポイントとなる傑作が、HR/HMファンの前に登場いたしましたのでございます。しかし、ロニー・ジェイムス・ディオが辛抱できなくなった時点で、トニー・アイオミの歌い手探しは永遠に続いていくのであります。
Posted by taha6767 at 22:56:53Comments(2)TrackBack(0)

NightWinds / same [1979]

2006-05-28
36389.jpg このアルバムは79年当時はどこにも存在しなかった、というよりは発売されなかった幻のアルバムらしい。90年代の復刻CD化ブームに乗ってアメリカのプログレ・レーペルの「The Lasers Edge」がマスターテープを探しだして発売したものであると言う。メンバーは全員カナダ人らしく、一人もなじみの名前は見あたらない。しかし、その、メロディアスさやテクニカルな面は、アメリカン・プログレ・ハードのグループたちと聴き比べても全く見劣りしないばかりか、なぜこんなに完成度が高い作品を発売しなかったのか?不思議に思ってしまうほどである。作品内容は、洗練されたプログレッシブな要素とテクニカルな演奏に裏打ちされており、カナダ特有のヨーロピアンな雰囲気も少々スパイスをきかせた作りとなっている。(←よー分からん説明だなぁ・・)メンバーの中には、当時ビートルズが名前をふせて録音したと噂されたスタジオ・ミュージシャンの集合体「クラトゥー」のツアー・メンバーだったジェラルド・オブライエンが入っている。作曲は、そのオブライエンを中心に、作詞はヴォーカリストのサンディ・シンガーズが受け持っている。シンガーズのスタイルはカナダのグループSAGAやRUSH、FMのヴォーカリスト達に共通の中高音域に特徴が見られるもので、ズブトイ声に魅力を感じる方にはあまりオススメできない。だが、楽曲のプロダクションの高さと、各人のテクニックが安定している事もあり、キーボードとギターの使い方、特にアコースティック・ギターの導入やピアノによる小技とかが効いて、アレンジの巧みさもあって、グループとしてのまとまりも感じられ安心して楽しむ事ができるのである。現在では、廃盤状態かもしれないが、探せばみつかるかも・・??。持っていれば、いつかプレミアが付くこと間違いなしの逸品でございましょう。
Posted by taha6767 at 15:40:42Comments(0)TrackBack(0)

David Gilmour / On an Island [2006]

2006-05-24
36042.jpg ピンク・フロイドのギタリスト、デヴィッド・ギルモアの約22年ぶりとなるソロ・アルバムです。
待ったというか待たされたと言うか・・・本人はマイペースな人なので、20年以上経過していることなど気にもしていないことでありましょう。2005年に突然オリジナル・フロイドとしてロジャー・ウォーターズ入りのラインナップでliveを行ったあたりから噂はありましたが・・。コツコツと製作していたのでありましょう。
1作目の「David Gilmour 」がフロイドを彷彿とさせるアルバムだったのに対して、2作目はフロイドの呪縛から逃れるべく、違った面をアピールするアルバムでした(タイトルもアバウト・フェイスだしし)。
独特のロング・トーンを活かしたステキなソロ・パートをふんだんに収録した楽曲の全てが、ギルモア節の全開といえる作りとなっています。
ゲスト・プレーヤーとして、リック・ライト、ロバート・ワイアット、デヴィッド・クロスビー、グラハム・ナッシュ、ジュールズ・ホランドも参加している処などは70年代好きにはたまらない点でありましょう。そして、プロデュースは共同でクリス・トーマス、フィル・マンザネラの3人でおこなっている点も見逃せませんねぇ。
全体的にミディアム&スローな展開の曲がほとんどなので、ゆったりとした気分でアルバムを聴くことができましょう。
ピンクン・フロイドのアルバムでは、1994年の「対」が近い印象でございましょうかぁぁ。
まぁ、なんにせよこのやさしげなささやきvocalと、エモーショナルなエコーたっぷりめのギターが聴こえてきた時点で魔法にかかってしまいます。時代に合った傑作でしょう!
Posted by taha6767 at 20:58:29Comments(6)TrackBack(2)

Ethos / Ardour [1975]

2006-05-20
35584.jpg 米国産のプログレにしては欧州風味を醸し出しつつ、大陸的なおおらかさと牧歌的な要素を巧みに調理してみせたグループ。
イーソスとしての1stアルバムにして高いクォリティを有する傑作であるばかりでなく、世界的にみても米国プログレの高い水準を示した作品といえるでございましょう。中心となっているのはギターとヴォーカルのWil Sharpe、そしてキーボードのL.Duncanこの二人がほとんどの曲作りをてがけています。
70年代の米国プログレを代表するのはやはりKANSASとなってくると思いますが、純粋なプログレ度からすれば決して負けていないというのが正直な印象。KANSASは直球勝負的なハード・ロックの要素が強い場面もありますが、イーソスの場合はコミカル、シニカルな面も併せ持っていると感じられます。(突然出てくる中華風のフレーズにニンマリの拙者でありんす!)
KANSAS以外にも70年代中期には、スターキャッスル、パブロフス・ドッグ、等のグループが登場してきました。その中でも、このイーソスの「アーダー」は、アルバムとしてのトータル・イメージも統一されている。アルバム・ジャケットのイラストも、プログレ魂に火を付けてくれる優れた演出に感動いたしやす。
宙を舞うメロトロンやビィンテージ・キーボード、ザラついた感触のハード・ギターとアクセントとして有効なアコースティック・ギター、それらが絶妙のアレンジで収録されています。ブリティッシュ勢を中心とするユーロ・ロックの作品群に負けない輝きを放つ珠玉の逸品としてオススメいたしやす。
Posted by taha6767 at 13:18:28Comments(0)TrackBack(0)

RUSH / R30 [2005]

2006-05-15
35212.jpg カナダを代表する老舗バンドRUSHの結成30周年を記念してのライブDVD&CDです。
本国カナダや米国ではなくドイツのフランクフルトでの実況録音という処がミソかもしれません。前のliveが2003年の「RUSH in RIO」で超絶パフォーマンスが健在な処を示してくれたばかりだというのに・・オリジナル・スタジオ作品を出さずにこのlive盤で勝負に出た真意のほどは・・・。勝手に推測するが・・カバー・アルバムでもliveでもよいから作品を作ってネ!??とレーベル側と約束しているのではないだろうかぁぁ。30周年という一つの区切りのためのliveなので、オープニングは特別編集されたメドレー形式のインスト曲となっています。この曲だけでもマニアは絶対手にするべきかもも(特に日本へは長い間来日が実現したないからなぁぁ、グッスン!)それにしてもオープニングにステージ上で写し出される昔の写真等を見ると、30年という年月がいかに長かったかということが分かります。3人とも変わり果てたお姿になってしまーーって。ゲディは顔の皺が目立ちますし、ニールは頭が厳しくなり被りものを手放せません。しかし、一番変わってしまったのは、アレックスでしょうねぇぇ・・。まったく別人のようです!3人の中でも一番のイケメン状態だった70〜80年代と大きく異なり、頭も薄くなり、倍くらいのウェイトを腹や背中に蓄えてしまっています。やっぱり食生活が豊かになると欧米人は中高年はブクブクと・・・。でも、切れ味スルドイ演奏は健在です。世界最強のロック・トライアングルは他を寄せ付けません!50代のロックおやじ3人は余裕の演奏でフランクフルトのファンを楽しませてくれています。超人ゲティ・リーはベース、ヴォーカル、キーボードと大活躍ですし、アレックス・ライフソンは曲ごとにご自慢のギター・コレクションの中から様々なタイプのギターで演奏してくれています。そして、ニール・パートにいたっては、おなじみの360度ドラム・セットを駆使して、回る、廻るよセットは廻るしイスも廻ります。ドラム・ソロの後にはゲディとアレックスがアコースティック・ギターだけでアンプラグドにアレンジした曲を2曲演奏したのも、重鎮の仲間入りをはたした余裕のなせる技ひとつでありましょう!さらに、拙者のお気に入り曲"キサナデゥー"の場面においては、アレックスがギブソンSGの白いダブル・ネックで演奏・・これには感激いたしております。(ゲディもリッケンバッカーのダブルで応酬すればもっと良かったのになぁぁ)
Posted by taha6767 at 23:10:45Comments(2)TrackBack(2)

POLLEN /  same 極彩色の宇宙 [1976]

2006-05-09
34521.jpg こちらは、カナダでもフレンチ風味のバンドである。カナダの公用語は仏語と英語であるが、この「POLLEN」は仏語による曲展開でアプローチしているのである。フレンチ・プログレに近い印象があるかも知れないが、その演奏スタイルはむしろブリティッシュに近いものを感じる事ができる。(フランス語版のYESと紹介された向きも有るようだっ)このアルバム1作だけで「POLLEN」は消滅してしまうのだが、当時マニアの間では大変なプレミアが付いていた様である。メンバー構成は4人であり、ギター、ベース、ドラムス、キーボードでベースがヴォーカルを兼任している。早い曲展開の中にヴィブラホーンやフルートを絡み合わせている所などは、さすが裏名盤と思わせる内容で、当時LP盤を血眼に探した人がいたことはこのアルバムの完成度の高さを体験すれば解ると言うものだっ。アコースティック・ギターの使い方や静寂の場面はフレンチ・プログレの良質な部分も吸収している。ヴォーカル・スタイルはやはりフレンチ・プログレの特徴とする語り口調が似通っており、こういった引きの所に魅力を感じる方には大変オススメではあるが・・。(アンジュとかが好きならOKよ!)キーボード・オーケストレーションも他のユーロ・プログレの名盤群に見劣りする事なく、堂々としている。4曲目の”Tout l'temps”などのハープシコード風オルガンのリリカルな演奏などは、フランス語の壁さえ取り払えばメジャー級のサウンド・プロダクションを誇っていたのだが・・1作だけで消えていくには惜しい気もするが、良い作品でも多くの人に聴いてもらえなければレーベル側もどうしようもなかったのだろう。すばらしいゾッ、カナディアン・プログレッシブ・ロック!
Posted by taha6767 at 00:03:34Comments(0)TrackBack(0)

RUSH / Hold Your Fire [1987]

2006-05-08
34504.jpg 赤いジャケットが印象的なアルバムであり。この作品からは女性ヴォーカルとのデュエット曲である、”タイム・スタンド・スティル”がシングル・カットされ世界中で大ヒットした!前作”Power Windows ”同様RUSHの作り出すトライアングル・スーパー・ロック・ワールドが炸裂している。サウンド・プロダクションに至っては鉄壁の作りであり。世界中でプラチナをいくつも獲得している。この当時もし日本に来日していたなら、現在の状況と随分変わっていたかもしれない!日本はRUSHにとっては1度きりの失敗した国で終わらなかったろうに・・・。今後の来日の可能性がいかほどなのか、なぜ来日しないのか、謎は深まるばかりである。プロモーションがまずいのか、あまりにもビッグになりすぎたのか?来てくれーっ!!このアルバムまでの3作が北米においてRUSHを正にスーパー・グループの名前を決定的にしたことは、この後のライブ・アルバム&ビデオの大盛況をみれば明白である。
Posted by taha6767 at 23:45:21Comments(2)TrackBack(0)

Jean-Luc Ponty / The Gift of Time [1987]

2006-05-03
33966.jpg 大傑作アルバム” 秘なる海”から10年後の87年に発表のこの作品は、レーベルもコロンビアからのもので、やはりトータルアルバムでありその美しいイラストのジャケットがプログレ魂をまた呼び戻したのである。(私がヨ!)プロローグはシンクラヴィア(ポンティはシンセも演奏できるマルティミュージシャンなのだ!)から入りヴァイオリンでこの作品を導入部分へと導いてゆく、たまりませんなぁこの展開!(好きな人はこの導入部分を聴いただけでゾクッときますぜダンナ!)これまたラストのアルバムタイトル曲”ザ・ギフト・オブ・タイム”まで耳が離せられません。主要メンバーは黒人のベース奏者バロン・ブラウンとレイフォード・グリフィンでこの二人がまたテクニカルであり盛り上げてくれています。ヴァイオリンもMIDIという仕様になりデジタル処理されたその音のきれいな事といったらアナタッ!もうすばらしいです。jazz_ROCKの殻を打ち破り、ポンティ印のジャンルを確立させたと言っても過言ではありますまい。
Posted by taha6767 at 23:28:38Comments(0)TrackBack(0)
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